こんにちは、浜虎丸です。

お客さん4名を乗せジギングに行ってきました。

ポイントへ向かう道中、ベイト反応が厚くあり「今日は釣れるどぉ」とお客様と話していましたが、いざ竿を下げるとアタリなし…。しゃくれどしゃくれどアタリ無し。開始してから1時間ほどしてようやく50㎝のヒラメが上がるも続かない…。水深35ｍラインのポイントを転々としたものの、アタリが遠く思いって水深25ｍまで丘に入ってみることに。そこでようやくポツポツとヒラメが。

サイズは小ぶりなものの、まぁまぁ遊漁船らしいアタリが続きこの辺でようやく全員安打達成しました。

ですが、しかし、やはり、なんでかなぁ。アタリが遠い。ナタを使って出船している遊漁船船長に連絡し、ナタにヒラメがつくか聞いてみると「ナタにも全然つかない」とのこと。というか青物も出ない。ベイトの反応も良好だし鳥もそこら中に沸いているのに…。ということで方針をガラッと変えて水深55ｍまで沖に出ることに。これが正解でした！と言える釣果はないものの、ようやく「ギャリギャリギャリ～」と待ちに待ったサウンドが鳴り響き

６０㎝前後のイナワラが出てくれました。結論を申し上げると、青物はこの1匹でけでした。ですが、ここから超弩級の物語が。スマートにシャクリ続けていたジェントルマンの方にしばらくぶりのバイト発生。竿がそれなりにしなってはいたものの、それほど走らずデカいソイかな？と思いながら「ランディングしましょうか？」と聞くと、『いえソイだと思うので大丈夫です。』と返事があり、一応タモを持って様子を伺っていると

う～ん。リーダーが入ってきた辺りからどうも様子がおかしい…。ヴンッ！ヴンッ！という重量を感じるランでドラグが仕事をする。んんん～～？と思いながらファイトを見守り、見えた魚影はクソでけぇヒラメ！！！！『絶対採りますよ！絶対採りますよ！！』とハッスルしながら頭こっちにくださーい、など釣り手とコミュニケーションを取りながらタモ立てをしたのですが、デカくてタモに入らん(汗)。釣り手の方は上手に頭を振ってくれたのに、タモに入れられない！3回くらいトライしてようやくキャッチしデッキへ上げてみると

いやデカすぎるでしょｗｗｗ釣り手の方とハイタッチをし、計測へ

サイズは95.5㎝。浜虎丸今シーズンレコードのヒラメでした。

スマートで大人の渋い釣りが引き寄せた1枚、95.5㎝のヒラメでした。真面目で諦めない人に海は微笑むのだな。と感じた1枚でした。

以降、船中アタリはなく風が吹く前に納竿し帰港しました。いや～本当に良いものを魅せてもらいました！渋い中でも感動を与えてくれる海と、それを成し遂げようとするアングラーのあくなき探求心に心躍らされる釣行でした。

岩手県種市の釣り船、浜虎丸は来週8/28～8/31まで台風の影響により出船を控えようと思います。凪がよくなった際は是非、ご用命をお願いいたします！！